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平成19年 臨床検査技師 平均年収:483.3万円
- 平均年収:483.3万円
- 平均月収:32.4万円
- 平均時給:1827.7円
- 年間賞与等:95.1万円
- 平均年齢:38.2歳
- 平均勤続年数:11.9年
- 復元労働者数:32,310人
- 総労働時間:177時間/月
臨床検査技師 概要
臨床検査技師とは、病院などの医療機関において様々な臨床検査を行う技術者のことです。医師が診療方針を決定するのに必要な情報を提供する役割を担っています。
従来では検査の多くを医師が行ってきましたが、検査の高度・複雑化により、その作業は分業され、臨床検査技師がその役割を担う経緯となりました。
平成19年 臨床検査技師 年収結果と過去の推移
平成19年の臨床検査技師の平均月収は32.4万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は483.3万円でした。
過去の年収推移を見ますと、平成13年から16年までは安定していましたが、平成17年に減少。その後も安定した推移を見せています。
時給ベースで見ても、年収と同様の推移を示しており、単位時間当たりの労働価値は安定しています。
医学の高度化に伴い専門性を発揮
臨床検査技師の検査には、脳波検査・呼吸機能検査・心臓系検査などの生理学的検査や血液学的検査、微生物学的検査などがあります。
正確な診療基礎データを採取するには、より専門的な知識・スキルが求められ、医師では対応できない分野もあるなど、技師ならではの専門性が発揮されます。
こうした背景から、資格取得者の評価やニーズは高まっており、医療の高度化が予想される今後においても、その需要は高いものと言えるでしょう。
平成19年 理容師 平均年収:266.3万円
- 平均年収:266.3万円
- 平均月収:21.5万円
- 平均時給:1187.8円
- 年間賞与等:8.3万円
- 平均年齢:28.5歳
- 平均勤続年数:5.1年
- 復元労働者数:33,170人
- 総労働時間:181時間/月
理容師 概要
理容師とは髪のカットやヘアスタイルを美しく仕上げる職業のことです。美容師との違いは、理容師はシェービング(髭剃り)ができる点で、美容師はパーマができる点です。
ただし、理容店でもパーマを行う店もあり、美容店でも容姿を美しくするという観点から一部、レディースシェービングを行っている店もあり、両者の差は、実質的に小さいに思われます。
ちなみに理容師と美容師は統合されるという話が以前から出ていますが、具体的な話はまだ挙がっていない状態です。
平成19年 理容師 年収結果
平成19年の理容師(美容師含む(下記注意参照))の平均月収は21.5万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は266.3万円でした。
過去の年収推移を見ますと増減はあるものの、全体的に減少傾向となっています。平成14年と19年を比較しますと40万円ほどの減少となり、月に3万円ほど低くなっている計算になります。時給ベースでの低下も見られますので、今後の動向が懸念されます。
美容師同様に体力勝負
理容師も美容師同様、体力勝負の職業です。
はじめの1年は、シャンプーや顔ふきタオル、掃除などの雑用で終わると覚悟すべきです。また、営業時間内は、常に立ちっぱなしで、営業後にカットやシェービングの練習など修行をしなければなりません。
美容師同様、人気店、繁忙期になれば昼食もとれないことはザラにあります。体力勝負の仕事ですので、その点を覚悟しておく必要があります。
理容師の収入の目安
収入のモデルケースとしては、見習いの無資格者で月収12万9,000円程度、理容師免許を持ちたてで18万8,000円、数年たち、技術的に一人前になり22万6,000円程度となります。
理容師は華やかな世界ですが、一人前になるまでが厳しく、簿給の職業です。多くの見習い生が一人前になる前に辞めるため、その平均年収も低い水準にあります。
ただし、一人前になり、実力が上がれば評価してくれる世界でもあります。美容業界と違う点は、理容業界のほうが比較的、顧客年齢層が高いため、リピーターがつきやすい傾向にあります。一度、リピーターがつけば業績も安定してくるので、その分収入も上がります。
理容師をこれから目指す方は、数年を修行と思い割り切り、技術向上に向け、努力する覚悟が必要と言えます。
平成19年 理学療法士 平均年収:395.1万円
- 平均年収:395.1万円
- 平均月収:28.1万円
- 平均時給:1617.2円
- 年間賞与等:57.4万円
- 平均年齢:29.5歳
- 平均勤続年数:3.8年
- 復元労働者数:56,850人
- 総労働時間:174時間/月
理学療法士 概要
理学療法士とは心身に障害を持つ人に対して身体の機能を回復・維持するために運動療法や物理療法を行う専門家のことです。
理学療法士になるには、国が指定する理学療法士の養成学校で3年以上必要な知識と技能を修得し、国家試験に合格し免許を取得することでなれます。
平成19年 理学療法士 最新動向
平成19年の理学療法士(作業療法士含む(下記注意参照))の平均月収は28.1万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は395.1万円でした。
過去の推移を見ますと平成15、16年から緩やかな減少傾向にあります。時給ベースで見ましても年収と同様に減少傾向にあり、単位時間当たりの労働報酬の減少が見られます。
合格者の大幅増加により今後の動向に懸念
右記の表は直近の理学療法士の受験者及び合格者の人数を表したものです。
平成13年から受験者、合格者ともに大幅な増加傾向にあります。
確かにこれからの高齢化社会を見据え、理学療法士の需要は見込めますが、急速な供給量の増大はいかがなものかと思われます。
年
|
受験者
|
合格者
|
平成13年 |
3,240人
|
3,354人
|
平成14年 |
3,503人
|
3,354人
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平成15年 |
3,656人
|
3,629人
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平成16年 |
4,289人
|
4,199人
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平成17年 |
5,102人
|
4,843人
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平成18年 |
6,155人
|
6,002人
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