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平成19年 パイロット 平均年収:1308.0万円

  • 平均年収:1308.0万円
  • 平均月収:96.7万円
  • 平均時給:6120.9円
  • 年間賞与等:147.5万円
  • 平均年齢:35.7歳
  • 平均勤続年数:9.3年
  • 復元労働者数:2,870人
  • 総労働時間:158時間/月


平成19年 パイロット 年収結果

平成19年のパイロットの平均月収は96.7万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は1308.0万円でした。

 

ANA、JALでは年収2,000万円前後が相場

  • 主な航空会社のパイロットの平均年収
  •  ANA(全日本空輸) 2,199万円
  •  JAL(日本航空)   1,964万円
  •  スカイマーク       619万円
平成19年03月現在(ANAは平成20年3月現在)。(各社有価証券報告書より)

憧れの職業パイロット。日本の主な航空会社のパイロット年収は上記のとおりです。大手のANA、JALはともに2,000万円前後なのに対し、スカイマークは619万円とANA、JALの1/3程度となっています。

パイロットの平均年収は1,308万円となっていますが、ボリュームゾーンとしてはANA、JALの2,000万円のゾーン、スカイマークなどの1,000万円以下のゾーンと完全に2極化しています。

国内のパイロットとして高収入を期待するのであれば、ANAかJALへの就職がカギになりそうです。

 

副操縦士で平均5年、機長には平均15年!さらに6次の試験にパスしなければならない。

憧れのパイロットになるまでは最低5年はかかります。ただし5年というのは副操縦士になるまでの平均年数で、実際に機長となるには平均15年かかると言われています。

さらに、副操縦士までの5年も決して平坦な道のりではありません。

筆記、面接、心理適性検査、管理職面接、飛行適性検査、英会話、集団討論、身体検査など試験項目は多彩で、6次試験全てにパスしなければなりません。

さらに、その間に国家資格である事業用操縦士などの免許、米国で単発エンジンや双発エンジンの操縦を身につけ、大型機のライセンスを取得しなければなりません。

こうして全ての項目にパスした人間のみ副操縦士として実際に乗務することができます。

 

副操縦士:平均1,500万円。機長:平均2,300万円。

パイロットの給与体系は経験に比例します。まず、初任給は平均で19万円ほど。初任給は一般の職業と変わりありません。その後、副操縦士になるまでの間は年数ごとに定期昇給します。

晴れて副操縦士になった場合の平均収入はANAで1,500万円、JALで平均1,200万円ほどと言われています。

さらに機長となった場合の平均収入はANAで2,300万円、JALでは2,200万円ほどです。

 

パイロットの課題と今後

一般に、パイロットと言えば「華やかで高収入」なイメージがあります。確かにパイロットの平均年収は非常に高く、全職業の中でもトップクラスです。

しかし、実際にパイロットとして乗務するまでの道のりは非常に険しいものです。高度な専門知識と身体能力、精神的なタフさが必要な職業です。

現在、団塊世代パイロットの大量退職により、「パイロット不足の時代」といわれています。また、日本のみならず世界的にもパイロットの数が不足しています。

特に経済成長が著しい中国、インドのパイロットが圧倒的に不足しています。パイロットの「多国籍化」が進む中、パイロット同士や管制官とのコミュニケーションがうまくいかず、空の安全を脅かしかねない事態も起きています。

多くの乗客の安全を運ぶパイロット。その人材不足の解消、国際的なパイロットの養成が今後の課題と言えます。


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