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平成19年 大学助教授 平均年収:878.2万円

  • 平均年収:878.2万円
  • 平均月収:53.0万円
  • 平均時給:3274.1円
  • 年間賞与等:241.7万円
  • 平均年齢:45.9歳
  • 平均勤続年数:10.6年
  • 復元労働者数:34,310人
  • 総労働時間:162時間/月

平成19年 大学助教授 年収結果

平成19年の大学助教授の平均月収は53.0万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は878.2万円でした。

 

高待遇の助教授だが、問題は職探し。

大学助教授になるまでは険しい道のりです。

まず、大学助教授になるには、大学院の博士課程を終了後、オーバードクター、助手、常任講師を経て助教授になります。

一般的に理系の助教授になるには、教授の研究費から給与が支払われることが多いのでマシなのですが、問題は文系です。

文系の大学就職は募集が少なく、競争も難関になります。就職ができずに大学に在籍し続けるオーバードクター時代は、収入はゼロ。ほぼ失業者状態です。

まれに非常勤講師の仕事をもらえることもありますが、給料は1コマ3万円前後という安さ。大学外でのバイトで食いつなぎながら、職探しの日々が続きます。

こうして、35~40歳で就職できれば良いとされている世界です。

 

自由な時間が作れる大学助教授

晴れて講師になれれば、研究室が与えられ、自由な時間ができます。平均的には講義が週4コマ、委員会、会議が2週間に1回ほどです。それ以外は、自宅にいようが、研究室にいようが自由です。

教授になれるか否かは、研究、授業にもよりますが、年功序列の要素がある世界です。その間に、論文を書いたり、研究をしたり、著書を出版したりとおとなしく自由に過ごします。

 

収入面、環境面で安定。

一度、大学助教授になれば生活は安定します。また、一般企業に比べ、リストラ、成果主義の導入はありませんので収入は安定しています。近年は減少傾向にありますが、それでも他の職業に比べ高水準にあると言えます。


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