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平成19年 ケアマネージャー 平均年収:385.9万円
- 平均年収:385.9万円
- 平均月収:26.7万円
- 平均時給:1543.9円
- 年間賞与等:65.4万円
- 平均年齢:43.5歳
- 平均勤続年数:7.0年
- 復元労働者数:38,540人
- 総労働時間:173時間/月
ケアマネージャー 概要
ケアマネージャー(介護支援専門員)とは、本人と家族が望んでいる介護を的確に把握し、介護サービス計画(ケアプラン)を策定し、実施を支援する者のことです。
ケアマネージャーの具体的な仕事は、要介護認定申請の代行業務、ケアプランの策定、介護保険の支給限度基準額の上限管理、給付管理業務などです。
また、介護保険施設に勤務した場合は、施設サービスの策定、介護保険費用の計算や請求事務などに従事します。
平成19年 ケアマネージャー 年収と推移
平成19年のケアマネージャーの平均月収は26.7万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は385.9万円でした。
過去の年収推移を見ますと平成14年以降緩やかな減少傾向にありましたが、平成19年に再上昇しています。時給ベースでもほぼ同様の推移を見せています。
ケアマネージャーの収入とケアプラン報酬の限界
ただし、ここで注意したいのが、上記の金額はケアマネージャーのみで得た、純粋な金額ではないということです。多くのケアマネージャーは、看護師、社会福祉士、介護福祉士などを兼業しており、ケアマネージャー1本という人はほとんどいません。
したがって、純粋なケアマネージャーの年収を測定することは不可能です。
一般的に、ケアマネージャーの報酬はケアプラン作成報酬になります。06年の介護保険制度の改定により、ケアプランの作成報酬は、1件あたり月10,000~15,000円とされています。
さらに、質の向上、重度者重視の観点から、数をたくさん引き受けると単価が下がるしくみも導入されました。すなわち、ケアプラン作成料で報酬を上げるには法的な限界があります。
周辺資格との併用で付加価値を
ただし、本格的な高齢化社会に突入する日本において、一定量のケアマネージャーの需要は見込めます。将来的にみても注目すべき資格と言えるでしょう。
ケアマネージャーを目指す方は、介護福祉士、社会福祉士、福祉住環境コーディネーターなど周辺資格も押さえておくと良いでしょう。さらに深い知識、付加価値がつけられると思います。