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平成19年 美容師 平均年収:266.3万円

  • 平均年収:266.3万円
  • 平均月収:21.5万円
  • 平均時給:1187.8円
  • 年間賞与等:8.3万円
  • 平均年齢:28.5歳
  • 平均勤続年数:5.1年
  • 復元労働者数:33,170人
  • 総労働時間:181時間/月

美容師 概要

美容師になるには、厚生労働大臣が指定する美容師養成学校を卒業し、実技試験と筆記試験に合格し、美容師免許を取得することでなれます。

 

平成19年 美容師 給料結果

平成19年の美容師(理容師含む(下記注意参照))の給料は平均月収で21.5万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は266.3万円でした。

過去の年収推移を見ますと増減はあるものの、全体的に減少傾向となっています。平成14年と19年を比較しますと40万円ほどの減少となり、月に3万円ほど低くなっている計算になります。時給ベースでの低下も見られますので、今後の動向が懸念されます。

 

華やかに見えるが実は体力勝負のハード系

美容師は一見、華やかに見られる業界ですが、実は体力勝負のハードな仕事です。

基本的に立ち仕事ですので1日何時間もお店に立つことになります。また、入店して間もない頃は雑用で1日が終わ りますので、美容師本来の仕事ができません。閉店後も技術習得のため居残りでカットの練習をします。さらに、修業時代が終わったとしても、人気店ともなる と、昼食がとれないことはザラにあります。

多くの美容師が辞めていくのは、そうした理想と現実のギャップがあるからです。美容師を目指す方は、まずこれを肝に銘じなければなりません。

 

美容師成功の鍵は、「修行時代にいかに耐え抜くか」

こうした厳しい業界ではありますが、悪い面ばかりではありません。

就業時代に謙虚に技術や接客を学び、売上を上げればそれなりに収入も安定しますし、美容室は全国どこにでもありますので、就職に困ることはありません。

また、技術があれば、結婚や子育て後に復帰することもできます。

 

独立志向の方へ。まずは管理美容師を取得せよ。

美容師はもちろん、夢の独立開業も目指せます。

ただし独立の際には必須となる「管理美容師」資格を習得しなければなりません。

管理美容師とは美容師法の定めにより、2人以上の美容師が従業する美容室には、衛生管理のために1人以上の管理美容師を置かなければなりません。

管理美容師の資格は、3年以上の実務経験がある美容師が、指定の講習会を受けることで得られます。
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