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平成19年 デザイナー 平均年収:411.3万円

  • 平均年収:411.3万円
  • 平均月収:29.3万円
  • 平均時給:1536.1円
  • 年間賞与等:59.2万円
  • 平均年齢:33.0歳
  • 平均勤続年数:6.3年
  • 復元労働者数:22,070人
  • 総労働時間:191時間/月

平成19年 デザイナー 年収結果

平成19年のデザイナーの平均月収は29.3万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は411.3万円でした。

 

デザイナーの活躍の場は大きく分けて二つ

女性に人気の職業の一つとしてデザイナー(ファッションデザイナー)が挙げられます。

デザイナーの主な活躍の場は、企業勤めとフリーに分かれます。

 

企業勤めの場合300万円前後、40歳で500万円ほど

まず、企業勤めの場合、活躍の場はアパレルメーカー、製造まで請け負う小規模の会社となります。

企業勤めの進路は一般的に、服飾専門学校を卒業後、小さなデザイン会社に入り経験をつんだのちアパレルメーカーに入社となります。アパレルメーカーに入社してもすぐに社員として働けるのはまれで、しばらくの間契約社員となります。

収入の目安は300万円前後、キャリアを積んだ40歳でも500万円ほどが相場となります。

 

有名デザイナーになれば数千万円~数億円

ファッションデザイナーの場合、最高峰は企業勤めではなく、フリーで活躍する有名デザイナーとなります。

有名デザイナーともなれば企業と年単位で契約し、ディレクターとしてのブランドの方向性を決めます。年間の報酬額は数千万円から数億円。

多くのデザイナーにとって、まさに雲の上の存在であり、ほんの一握りのスターと言えます。

しかし、当然に有名になるまでが厳しく、一般のフリーのデザイナーは企業勤めよりも少なく、4~7割ほどの収入となります。

 

センスの差が収入差となる厳しい職業

デザイナーの仕事ほど収入差がある職業もないでしょう。企業勤めはまだしも、フリーともなればなおさらです。

上記年収もあくまで"平均"ですので、収入差の大きいデザイナーにとっては、あまり参考にならないかもしれません。

デザイナーは特に、そのデザインセンスが全てです。他の多くの職業は日々の努力により、成果をコントロールできますが、デザイナーに関しては必ずしも努力が正当に反映されるとは限りません。

デザイナーを目指す方(特にフリーで)は、そうした厳しい世界を渡っていくという強い覚悟、信念が他のどの職業よりも必要になるでしょう。


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