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平成19年 大工 平均年収:381.8万円
- 平均年収:381.8万円
- 平均月収:29.3万円
- 平均時給:1601.1円
- 年間賞与等:30.2万円
- 平均年齢:45.8歳
- 平均勤続年数:11.1年
- 復元労働者数:17,260人
- 総労働時間:183時間/月
平成19年 大工 年収結果
平成19年の大工の平均月収は29.3万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は381.8万円でした。
大工になるには?
大工になるには建設会社や工務店に就職するか、親方と呼ばれる大工の棟梁に弟子入りするのが一般的と言われています。
大工になるために特別な資格はありませんが、一人前になるには建設大工技能士の国家資格が必要になります。
ちなみに、大工と言ってもその種類は多様で、一般的な木造家屋を扱う家屋大工、神社・仏閣などを扱う宮大工、茶室を造る数寄屋大工、木造船を造る船大工などがあります。
その中でも宮大工は、特に誇り高き職業とされ、怪我をしたら治るまで仕事をしない(血が建造物に付着するのを嫌うため)と言われています。
大工収入の目安 月収30万円前後が目安
大工の日当の目安としては見習いで日給1万円以上、ある程度腕が認められ1.5万円前後、棟梁クラスで2.8万円ほど。
ただし、腕のいい宮大工、高い技術を持っている家屋大工ならば、年収1,000万円ほど稼ぐ大工もいます。
ただし、こうした大工は一握りで、一般的な大工であれば、月収で30万前後が相場と言るでしょう。
大工の需要拡大? 自然を生かした在来工法が見直されている。
近年では、従来の軸組み工法が姿を消し、2×4やパネル工法といった画一的な住宅が多くなりました。一方で、若い世代の大工希望者も減り、熟練された技能を次の世代に継承することが難しくなってきました。
こうした流れを受け、大工も新建材や新技術を学ばなくてはならなくなり、日本の建築物は益々画一化の方向に進んでいます。
しかし、手刻みのホゾ加工などの基本技法は、技術の差によって仕上がりに大きく差が出るため、現在でも高い技術を持った大工は重宝されています。
また、近年、自然の風合いを持った木材が再評価されており、在来工法も見直されてきています。特に、段階の世代が退職後、自然と調和した第二の家(セカンドハウス)を求める風潮が強く、熟練の腕を持った大工の需要は高まることが予想されます。
高い技術と職人の意地をもった生粋の大工には、その腕を生かし、今後も広い舞台で活躍してもらいたいものです。