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平成19年 タクシー運転手 平均年収:341.9万円

  • 平均年収:341.9万円
  • 平均月収:26.4万円
  • 平均時給:1301.0円
  • 年間賞与等:25.0万円
  • 平均年齢:55.9歳
  • 平均勤続年数:9.2年
  • 復元労働者数:227,170人
  • 総労働時間:203時間/月

平成19年 タクシー運転手 年収結果

平成19年のタクシー運転手の平均月収は26.4万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は341.9万円でした。

過去の年収推移を見ますと平成17年まで減少傾向にあるものの、平成17~19年と上昇に転じています。時給ベースでも同様の推移を見せています。

 

タクシー運転手になるには?

タクシーの運転手になるには二種免許が必要になります。二種免許は教習所などで取得できますが、タクシー会社によっては二種免取得までのサポート体制があるところもあります。

ちなみに個人タクシーとして業を営む場合は、国土交通省が実施する試験(実務経験10年以上)に合格する必要があります。

 

歩合制が低賃金の要因 タクシー料金値上げで歯止めがかかるか?

タクシー運転手の給料水準が低い理由は、業界特有の累進歩合制によります。

累進歩合制とは、売上に応じて給料が支払われる仕組みです。要は成果主義と言えるのですが、問題はそのインセンティブの低さにあります。

このため、国土交通省からも再三、廃止を求める通達が出されているのですが、業界がその制度を変える動きは今のところありません。

07年に東京都内のタクシー初乗り料金が660円から710円に値上げされました。この影響でタクシー運転手の賃金低下に歯止めがかかるのか?その真意は今のところわかりません。

タクシー業界の今後の動向に注目が集まります。


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