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平成19年 作業療法士 平均年収:395.1万円

  • 平均年収:395.1万円
  • 平均月収:28.1万円
  • 平均時給:1617.2円
  • 年間賞与等:57.4万円
  • 平均年齢:29.5歳
  • 平均勤続年数:3.8年
  • 復元労働者数:56,850人
  • 総労働時間:174時間/月

作業療法士 概要

作業療法士とは身体障害、発達障害、精神障害、老年期障害など、日常生活を送るのが困難な障害者を対象としています。

作業療法士は具体的に、陶芸、園芸、スポーツ、音楽演奏など作業活動を通じて、そうした人たちの心身機能の回復や社会適応のための指導、訓練を行います。

 

理学療法士との違いは?

理学療法士(以下PTとする)との違いは、PTが運動療法や、物理療法をするのに対して、作業療法士は創作活動やリクリエーション、生活活動などの作用を用いている点です。

つまり、PTのリハビリでひとまず身体が動くようになった患者に、作業療法士が社会復帰するため作業を訓練させるイメージでとらえると良いでしょう。

平成19年 作業療法士動向

平成19年の作業療法士(理学療法士含む(下記注意参照))の平均月収は28.1万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は395.1万円でした。

過去の推移を見ますと平成15、16年から緩やかな減少傾向にあります。時給ベースで見ましても年収と同様に減少傾向にあり、単位時間当たりの労働報酬の減少が見られます。

理学療法士同様、作業療法士も合格者が年々増加

右記の表は直近の作業療法士の受験者及び合格者の人数を表したものです。

平成13年から受験者、合格者ともに年々増加する傾向にあります。

理学療法士同様、これからの高齢化社会を見据え、作業療法士の需要は見込めますが、急速な供給量の増大はいかがなものかと思われます。

 

受験者
合格者
平成13年
2,477人
2,347人
平成14年
2,854人
2,587人
平成15年
3,205人
2,937人
平成16年
3,469人
3,313人
平成17年
3,893人
3,442人
平成18年
4,571人
4,185人
作業療法士試験の受験者数と合格者数

作業療法士の合格者推移は理学療法士に比べ緩やかではありますが、大幅な増加であることは間違いありません。今後もこうした状況が続けば、さらなる収入の低下につながる可能性はあります。


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