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平成19年 歯科衛生士 平均年収:336.3万円

  • 平均年収:336.3万円
  • 平均月収:24.1万円
  • 平均時給:1402.3円
  • 年間賞与等:46.8万円
  • 平均年齢:32.1歳
  • 平均勤続年数:5.3年
  • 復元労働者数:6,670人
  • 総労働時間:172時間/月

歯科衛生士 概要

歯科衛生士とは歯科医師の指導により、歯と口内の病気の予防措置や歯科診療の補助を行う職業です。

具体的には、歯石を取ったり、歯や口内に薬を塗布したりなどの診療補助や、歯ブラシの正しい使い方や歯磨きの方法を患者さんに指導します。

 

平成19年 歯科衛生士 年収結果

平成19年の衛生士の平均月収は24.1万円、そこから推定される平均年収(ボーナス込)は336.3万円でした。

過去の年収推移を見ますと、年度ごとに増減などのばらつきは見られるものの、一定の範囲内での推移を見せています。平成18年から19年にかけては年収は減少していますが、時給ベースではむしろ上昇しています。

 

歯科衛生士は就職、転職に非常に有利

歯科衛生士は、歯科医院が主な活躍の場となります。また、それ以外にも保健所、高齢者福祉施設、障害者施設などでニーズは高く、資格取得後の就職率は高いようです。

また、歯科医院の数は多く(コンビニよりも数が多いと言われている)、就職はもちろん、再就職も容易にできる資格です。

例えば、出産後に再び働いたり、引っ越しなどで場所を変えても、歯科医院がどこにでもあるため、他の職業に比べ容易に就職できます。

 

医院選びが重要。

さて、ここで 問題は医院選びです。

通常、町の歯科医院は歯科医師1人に対し、衛生士数人で行うケースが多く、その医院の長である歯科医師の影響力が非常に強い職場と言えます。

歯科業界はある意味で閉ざされた世界でもあります。歯科医師は、医師とは異なり、大人数で仕事をする機会はありません。

歯科医院はほとんどが町医者で、医院の立ち上げから患者の囲い込みなど、すべて自分がやってきたという自負があります。そのため、もちろんすべての医師がそうではないですが、比較的プライドが高い院長が多い傾向にあります。

こうした院長の性格や仕事の仕方が、自分と合えば良いのですが、反対の場合、苦痛になります。歯科衛生士を辞める多くの人が、「先生と合わない。」を理由にしています。

医院選びは慎重に行うべきです。実際に働いてみないと分からない面は確かにありますが、面接時にも、院長の人柄、話が合うか、周囲のスタッフはいきいきと仕事をしているかなど十分に調査した上で医院を選ぶ必要がありそうです。

環境が良ければ、収入も比較的安定していますし、仕事にやりがいも感じられる職業と言えるでしょう。


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